友人2人による旅と日常の共同記録
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僕らの生活は,誰かの犠牲の上に成り立っている.
甘いチョコレートを作るために,アフリカでは人々が低賃金で働かされている. 冷房の効いた部屋で過ごすことで,ツバルの島々は水没の危機に面している. 僕が知らないだけで,どこかで誰かが犠牲になっている. 64年前,ヒロシマ・ナガサキに原爆が落とされて 約20万人の人が命を落として,戦争は終わった. 戦争は止めるべきだと誰もが思い願っている. でも,戦争を経験していない僕らの「戦争反対」の言葉には決定的なまでにリアルさが欠けている. 戦争を経験した世代には「平和ボケしたお前らに何がわかる」と突き放されるかもしれない. だからこそ,60年以上も前,僕と同じ年の彼らがどんな想いで戦争に駆り出されて,戦ったのか. 64年前,ヒロシマに落とされた原爆により,4000度近くまで熱され,泡立つ地面に立った人はどんな風に命を落としたのだろうか. 365日に1回でいいからうーんと考えて,ゾッとすることが, そういう想像力こそが僕らには必要なのだと思う. インターネットが普及して個人の表現が自由に,身近になった今, 小学生の頃,泣きながら当時の話をしてくれたおばあちゃんのために どんな形であれ,今日の気持ちを発信するべきだと僕は思った. 広島で育った人間として,夏はこういうこと考えてしまう季節でもある. 時間の都合上8月6日中に更新できなかったことが悔やまれるが, 以上.最後までお付き合いいただきありがとうございました. 穂 PR ● コメントフォーム |
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穂垣と嘉本
性別:
男性
自己紹介:
2人とも広島県出身,山口県在住の大学生
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