友人2人による旅と日常の共同記録
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旅もひと段落して,平和すぎる毎日に退屈を持て余しています.ということで暇つぶしも兼ねて旅の完全記録と銘打って「四国遍路追録編」として再び旅を振り返ってみることにする.
実際,携帯からの更新では長文の更新が難しく,どうしても内容を選りすぐって書かなければならない部分もあったし,正直日記なんて呑気なもん書けるか.という精神状態だったため数行の生存報告と現在地報告が限界だった.後半ではそれすらもままならない始末. なので惜しくも日記には書かれなかった旅の裏側や詳細をデジカメで撮影した写真と共に記録していきます. 今回は1日目前編.それでは四国遍路追録編スタートぉ!! 前日からそりゃあもう,うまく書き表せないような気分だった. 興奮やら不安やら決意,覚悟,プレッシャー.色んなものが混ざって浮足立ってる感じ.そわそわと落ち着かないときもあれば,どしっと構えるときもあった.とても不安定. ただ,やってやる.という意気込みだけは常に奥で燃えていると言うと格好いいのでそうしとこうw 8月5日の早朝に実家の福山について5日は家でゆっくりとするが,上記のようなテンションでゆっくりという様にはいかなかった気がする. 明日使う予定の18切符を旅券センターへ買いに行くも,バラ売りはされておらず,仕方ないので切符を買う.値段も3500円となんとか予算の範囲内だったのでまぁ予定通りとした.明日に備えて早めに寝た. 日付は変わって6日.出発当日の朝.7:57発の電車に乗るので6時に起きた.軽く朝食をとって駅まで車で送ってもらう.7時40分ごろに駅に着いたけど,背中には容量35ℓ,重量9.1kgのやたらでかいザックを背負っているので少し恥ずかしかった. 到着した電車に乗ると学生の姿が多く,多少背中に注目の視線を集めながらも席につく.そのまま岡山駅まで電車に揺られること約1時間.途中ダイヤが微妙にずれて岡山駅に着くと同時に,乗り換える向い側の高松行きマリンライナーまで走らされることになった. 「に,荷物が重いです・・・」 無事乗車して席に着く.途中瀬戸大橋を渡って四国へ上陸.そのまま終点高松まで.ここも大体1時間.座席も広く快適だった. 高松からは徳島まで続く高徳線に乗り換え1番霊所近くの板東駅まで1時間30分. ここも変わりなく平和に終わると思っていたら,向かいの席には中学生くらいの男の子2人組が終始口をポカンと開けて半開きのまぶたの間から白目でこっちに睨みを利かせていてなんとも落ち着かなかった. 僕が思うに彼等は四国の番人的存在.四国の秩序と平和を守ること,四国へ訪れる遍路の選別が彼等の主な仕事である.ここでいい加減な気持ちで来た遍路などは追い返されてしまうに違いない.彼等の目が黒いうちは四国は平和で遍路の歴史は守られるのである. 見事彼等の選別を通過したとみられ,何事もなく僕もウトウトと寝る. 車内での忍耐も限界に達してきた頃ようやく目的地板東駅に到着! おおぉ!駅からすでに歓迎モードじゃないか!何百,何千人という遍路がこの駅から長い遍路の旅を始めたと思うといやがうえにもテンションが上がるじゃありませんか. サンダルから靴に履き替え,荷物の整理をしていざ出発! 最初のうちとあって見知らぬ土地に慣れず戸惑うなか事前に購入していた本を片手に1番霊山(りょうざん)寺を目指す. ここでこの「事前に購入していた本」について紹介しておこう.今回の遍路の旅のMVPとも言える大活躍を見せたのが何を隠そう出発前にアマゾンで購入したこいつなのだ. 歩き遍路を野宿しながら回る人のために書かれた本で,全88霊場を2日か3日で歩ける距離ごとに全22パートに分けて書かれており,それぞれのパートごとに注意点やアドバイスが書かれていて初心者でもわかりやすく丁寧に書かれている. ページをめくると左側には野宿可能な東屋や神社,遍路小屋,コンビニやスーパーなども書かれた地図.右側には進路上のホテルや民宿の値段と連絡先,周辺の名物などが書かれているという充実ぶり,しかもハンドブック大で場所もとらず非常に便利.まさに歩き遍路のバイブルと言っても過言ではない. しかしこのバイブルが後に大きなトラブルを招くこととなるのである・・・ バイブルを片手に道路沿いを歩くとすぐに1番霊山寺の標識が現れる.標識に従って進むとついに1番霊山寺に到着! 案外普通だな・・・(ぁ つづく 穂 PR ● コメントフォーム |
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2人とも広島県出身,山口県在住の大学生
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